腰痛高校生①『腰痛が治らない!』
以前、私(院長高橋)の治療家を志したヒストリーを旧Amebaブログで書いたのですが、携帯変えたらアカウントが分からなくなり更新できなくなってしまったので、こちらに再度書いていこうと思います。
私の個人的な趣味みたいなブログです。
お時間ありましたらお付き合い下さい。
私の高校時代のほとんどは腰痛だったと言っても過言ではない。高校の友人からすると「あーあの腰痛の高橋君ね。」という感じで、私の腰痛は友達にも有名であった。
最初に痛くなったのは高校1年生の6月頃だったと思う。
とくにスポーツをしたとか、ケガをしたとかではなく自然に(?)痛くなった。
どんな痛みかというと運動できない程ではないが常に痛い。
授業中、座っているのがつらく痛い。じっとしてるのがつらい。
痛みの種類は鋭い痛みというよりは鈍痛が常にある感じだった。
腰痛になり最初は自宅近くの子供の頃に婆ちゃんに連れてってもらった接骨院に行った。子供の頃に手首や足首を捻挫して通ったなじみの接骨院だった。先生は剣道の師範もしており「凛」とした清潔感がある人だった。
そこでは腰をさする様なマッサージや電気を受けた。その日は少し楽になった気がしたが、次の日はまた痛い。それでも「そのうち良くなるだろう。」と思い2ヶ月ほど通ったが、結局良くならなかった。
その頃、学校で保健室に行く用事があり保健室の先生に腰痛のことを話したら
「整形外科に行った方がいいんじゃない?」と言われ整形外科に行った。
整形外科ではレントゲンを撮ったが異常はなかった。
「骨に異常はないけど痛いなら注射しましょう!」と痛み止めの注射をした。
またガッチリしたコルセット作って「起きてる時は常に付けておくように」言われた。
痛み止めの注射をすると、感覚そのものがなくなる感じで良い感じはしなかった。治ったのとは違った感覚だった。
またコルセットも苦しいだけで腰痛は何も改善されなかった。
結局、この整形外科は3回行ったが全く良くならずに行くのやめた。
それから少しして母親が職場で
「春日部の〇〇接骨院が有名でいいらしいよ。」と聞いたらしく行ってみた。
確かに有名な先生らしく壁に芸能人の色紙や有名人と一緒に撮った写真などが飾られていた。
初診はその先生が診てくれたが、次からは他のスタッフの担当だった。主にマッサージと電気をかけられただけで治療後は少し楽になるが次の日には戻ってしまうのを繰り返した。結局、ここでも良くはならなかった。
2ヶ月くらい通っただろうか。
それから簡単に治ると思っていた腰痛が治らず痛みを感じながら毎日を送っていた。
そんな高校時代の唯一の楽しかった思い出はギター部の友達、先輩と歌ったりおしゃべりをしている時であった。
話は変わるが腰痛について「野口整体」では
「腰が硬くなると頭も頑固になる。」
と言われている。
年を取り腰が硬くなってくると他人の意見を受け入れられなくなる。
私自身も腰痛だった当時を思い返すと、新しい事を受け入れる余裕がなかった気がする。
また気持ちも暗くなり前向きなれなかった。
学校で勉強していても、まずじっとイスに座っているのがツラい。腰痛が気になって集中できない。教科書を読んでも内容が頭に入ってこなかった。
そんな感じで、高校入学直後のテストで学年2番だった成績は、あっ!という間に急降下。
1年の終わりには下から数える方が早くなってしまっていた。いつも三者面談の話の内容は成績ではなく腰痛の話であった。
私の経験からすると、腰痛のお子さんを持つ親御さんは、塾に行かせるよりまずは腰痛を治した方がいいと思います。
最近は「腸脳相関」という言葉があり腸と脳は密接に関係してると言われてます。
また、腸と腰は表裏であり、もちろん大いに関連してます。
つまり「脳=腸=腰」は関係してると言えるでしょう!
腰痛を治すと頭の働きも良くなる!
腰痛を治すと気持ちも前向きなり性格も明るくなる!
そんな気がします。
高校生のころの私はいつも暗い顔をしていた。
つづく。