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鍼灸修行⑧断食 | 春日部市で整骨院なら高橋はりきゅう整骨院|鍼灸・腰痛

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鍼灸修行⑧断食

2022.10.25 | Category: 院長ヒストリー

私がG鍼灸院で働いていた頃、G先生は断食をよくやっていた。

断食は3〜7日ほどやる。

私も今まで1週間断食を3回している。

世の中には断食道場など専門の施設もあるが、G先生や私の場合は仕事をしながら行った。

最近はファスティングなども流行っているが、ファスティングは断食に加えて酵素を飲んで体の毒素を出すようだが、私が行った頃はそんなものはなかった。

私が行ったやり方はすごく単純であり、

①食事はしない。

②1日1杯の梅干茶と1杯の野菜ジュース

③水は飲み放題

というものだった。

野菜ジュースも本当は手作りの野菜ジュースが良いのだろうが、面倒なので気に入った市販の野菜ジュースを1本飲んでいた。

最初に行ったのは20歳、2回目は30代前半、3回目は43歳頃であった。

全て働きながらの1週間断食であった。

断食をすると、

1日目はまだ余裕、夜にお腹すいたな〜と思う程度。

2日目は本格的に「腹減ったな」と思いだす。

3日目は1番苦しい。一日中食事のことしか考えられなくなる。終わったらラーメン食べよう、焼肉行こうなど気がつくと食事のことを考えている。

4日目は朝寝ぼけて「腹減った朝ごはん食べよう!」と起きるが、正気に戻り「そうだ、断食してたんだった。」と思い出し水を飲む。しかし、4日目の夜あたりから食欲のピークが過ぎ少し楽になる。

5日目は食べないことがそんなに苦ではなくなってくる。体が軽くなるのを感じる。

6日目は食べないことに慣れてくる。食欲もそんなになくなる。昨日より体が軽くなる。

7日目は凄く体が軽くなり、10代の頃に戻った様な軽さになる。「あれ今日で終わりか?ずっと食べなくてもいいかも」と思う。断食を終了する。

8日目はお粥半膳を2回おかず無し。体は軽いまま。

それから徐々に食事を増やしていくが、胃が小さくなるのか最初はあまり食べれなくなる。

私の場合はそんな感じであった。最もつらいのは2〜3日であり、それを越えると不思議に食欲がなくなっていくのを感じた。

また1瞬間ほど経つと信じられないくらい体が軽くなった。まさに10代に戻った様な軽さだった。

私はG先生に教わったやり方でやったが、リスクも伴うのでやりたい人は勉強してからやった方がいい。

断食で有名なのは伊豆にある断食道場だ。

検索すると出てくると思う。

ちなみに断食では痩せない。ダイエット目的だったらやめた方がいい。

断食の目的はデトックス(毒素排出)である。

働きながらの1瞬間断食は体力がないとできないかもしれない。働きながらだったら3日くらいが良いと思う。

また1瞬間断食をしなくても、日々16時間断食をする方が体の負担も少なく長期におこなえて良いと思う、

しかし、精神力を鍛えるなら1瞬間断食が良いだろう。

つづく。