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マッサージ編①新生活 | 春日部市で整骨院なら高橋はりきゅう整骨院|鍼灸・腰痛

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マッサージ編①新生活

2022.11.29 | Category: 院長ヒストリー

大学を卒業した年の4月から9〜12時に柔整学校1年生、18〜21時に鍼灸学校3年生というWスクール生活がスタートした。
ちなみに専門学校は3年なので1年だけWスクールになる。

学校が渋谷なので一度自宅に帰るのも時間が中途半端であった。
春日部から渋谷までは当時は1時間半かかった。

空いた時間でバイトでもしようと思ったが、バイトをするにしても、どうせやるなら将来の仕事に活かせるバイトが良かった。

鍼の師のG先生から
「鍼を打つにはまず体に触り慣れないといけない。最初はマッサージをすると良い。」
と言われていたので、どこかマッサージのバイトを探すことにした。

しかし、平日の13〜17時という時間で雇ってくれるところがあるのか?
当時の求人は鍼灸の業界誌「医道の日本」しかなかった。その本の後ろのページにある求人に電話してみることにした。

本に載ってるマッサージ院に片っ端から電話したが、ほとんどのところは断られた。
1件だけ「日曜も出れるなら来てもいいですよ。」と言ってくれた。

数日後、面接に行ってみると、ちょっとオシャレなマッサージ院だった。都内に数カ所あり、大手下着メーカーの子会社であった。

まだ新しい会社らしくスタッフ皆20〜30代と若かった。代表の大谷さん(仮名)も35歳くらいだったと思う。

面接では
「日曜は出れますが、平日1日は休ませてください。」と言い、採用となった。
日曜働くのは苦ではなかったが、平日1日休みが欲しかった。
学校の空き時間に自分の時間が欲しかったのだ。
平日の空き時間は、渋谷をぶらぶら探索したり、カフェでのんびり過ごしたり、映画を見たり、卒業した大学の図書館に行って勉強したり陶芸部で陶芸したり、献血したりして、忙しい毎日の唯一の息抜きの時間だった。

新しく始まった柔整学校は週に一度柔道の授業があった。柔道で組み合ったりするせいか鍼灸学校の時よりクラスメートと仲良くなるのが早かった。
 柔道は経験者と未経験者がいたが、経験者といっても強豪大学出身者も多く、素人とは全くレベルが違っていた。
 指導の先生もオリンピックの選考までいった有名な先生だった。
 一度だけ乱取りで組ませてもらったが、5秒くらいで投げられた。しかし痛くなった。上級者に投げられると痛くないのだ。むしろ投げられて気持ち良い。

また、柔道では受け身を最初に習うが、これは実生活で役に立つ。
 もう10年以上前になるが、整骨院の外の電球を丸イスに立って交換していてバランスを崩して倒れた時があった。
 イスから前に倒れ地面に頭を強打するところだったが、とっさに1回転、前回り受け身をしてなんともなかった。ニャン子先生のようだった(古い!)
 頭を強打したり、手をついて骨折したら大変だった。
 また、自転車で転倒した時も受け身をとって怪我は無かった。
 今までに「受け身を教わっておいて良かった〜」と思ったことが何回かあった。
受け身オススメです!

つづく。