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マッサージ編⑧銀座 | 春日部市で整骨院なら高橋はりきゅう整骨院|鍼灸・腰痛

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マッサージ編⑧銀座

2022.12.22 | Category: 院長ヒストリー

渋谷2号店に移動して半年ほど経った頃、銀座に新店舗がオープンすることになった。
またも私はオープニングスタッフになり銀座に配属になった。
ちなみにオープニングスタッフは新店長が好きなスタッフを選んで本部と相談して決めるらしかった。

銀座店は有名な銀座4丁目の交差点から300mほど離れた松屋と松坂屋の間のビルの7階にあり、大通りに面した立地の良い場所であった。
 銀座は大人の街のイメージだったが、まさにその通りであり、若者の街の渋谷とは違って、街には落ち着いた雰囲気があった。歩いている人もどことなく気品がある感じがした。
 銀座店のお客さんは銀座の街に合った渋谷よりやや年齢層高めの落ち着いた人が多かった。

 しかし銀座店はオープン当初は暇だった。
渋谷店は雑誌に取り上げられてオープン直後から忙しかったが、銀座店はオープンして3ヶ月ほどはかなり暇で出勤してもマッサージしないで帰る日もあった。
 マッサージがない日は、1ベット貸してもらい国家試験の勉強をしていた。
 ちょうどその頃は、鍼灸3年生で国家試験を控えていた時期であった。店長もいい人で「暇な時は勉強していいよ。」と言ってくれた。
 
 そんな銀座店のスタッフは皆仲が良く、飲み会が頻繁に行われていた。
 私も学校がない日にたまに参加したが、終電過ぎまで飲んでそのままお店に泊まることもあった。
 
それから銀座店には辞めるまで5ヶ月ほど在籍したが、総じて楽しかった。
以前も書いたが、このマッサージ店全体的に若いスタッフが多く学校の部活みたいなノリがあったので、どこの店舗にヘルプに行っても楽しかった。

銀座店は最初は暇であったが、数年後、倒産する際に最後まで残ったのは銀座店だったらしい。
 このマッサージ店はこの後、銀座に続き新宿にも新店舗を作り拡大していくが、結局10年経たないで倒産してしまう。

何が原因で、何がダメだったのか?
私の辞めた後の出来事なので私は全く分からない。

私がバイトしていた時は新店舗が次々にでき、雑誌の取材も月1はありお客さんも多かった。

あの頃のスタッフは今、どうしているのだろう。

自宅にスタッフを招いて美味しい料理を振る舞ってくれた大谷部長。
丁寧にマッサージを教えてくれた佐藤さん。
各店舗の個性的な店長達、私と仲の良かったスタッフ仲間達。
何人かは今も連絡してるが、ほとんどの人は連絡先も分からなくなっている。

このマッサージ店で教わった技術は、その後、私のベースとなり今も使っている手技もある。
特にいろいろなストレッチを教わったので、今も私は長いマッサージにはストレッチを必ず入れている。
お世話になった部長、先輩スタッフには感謝しています。

マッサージ編『完』