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頸椎椎間板ヘルニア | 春日部市で整骨院なら高橋はりきゅう整骨院|鍼灸・腰痛

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頸椎椎間板ヘルニア

2020.04.14 | Category:

ヒトの神経には、脳からの命令を手足に伝える役目を担っている運動神経と、手足や体の各部からの知覚情報(熱い・痛いなどの感覚)を脳に伝える知覚神経があります。

これらの神経は人体の中心部では背骨の中の空間(脊柱管とよばれます)に保護されるような形で存在しています。
この部分の神経は脊髄と名付けられています。

頸部の脊髄からは手や肩に向かう神経が枝分かれしており、神経根と呼ばれています。
各神経根は比較的狭い骨の間隙(椎間孔と呼ばれます)を通って手や肩に向かっています。
頸部のところで脊髄を中に納めている骨は頸椎と呼ばれます。
頸椎は全部で7つあり、上から順に第一頸椎、第二頸椎と名付けられます。
各頸椎間には椎間板と呼ばれる組織があります。
この椎間板は上下の頸椎を連結していますが、ある程度の弾力があります。
この椎間板の組織がこわれて脊髄や神経根が急激に圧迫されて出現する症状が頸椎椎間板ヘルニアです。

頸椎椎間板ヘルニアの状態

頸椎椎間板ヘルニアの症状

大きく分けて二つのものがあります。
一つは、一側の肩や手の特定の領域に激しい痛みや放散痛が生じるタイプです。
この場合には数日間、首の寝違いとよく似た鈍痛・違和感などの後頸部症状がまずみられ、これに引き続き手や肩への激しい放散痛が生じることが一般的です。
この痛みは激烈なものですが、ほぼ2~3週間でピークを越え、あとには鈍い痛みやしびれが残り、これが数週間から数ヶ月で軽快するという経過をとることが多いものです。もう一つのタイプとしては、両手のしびれがみられたり、両手を使って行う細かい動作(箸を使う動作・ボタンをかける動作・ページをめくる動作など:巧緻運動)が徐々に出来にくくなり、それと時期を同じくして両足が足先から段々としびれてきたり、歩行がなんとなく不自由になるなどの症状が数日から数週間の経過で急速に進行するものです。