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整骨院に通うためのポイント | 春日部市で整骨院なら高橋はりきゅう整骨院|鍼灸・腰痛

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Blog記事一覧 > 5月, 2020 | 春日部市高橋はりきゅう整骨院|鍼灸・腰痛 - パート 2の記事一覧

整骨院に通うためのポイント

2020.05.12 | Category: 交通事故

整骨院に通院する時のポイントは「病院と掛け持ちして、同時に通院すること」です。
もちろん、医師が許せば、同日の通院であってもかまいません。

その理由は、整骨院の費用を治療費として確実に認めてもらうためです。

交通事故でケガをしたら、まず整形外科で受診しましょう

整形外科の医師に書いてもらう診断書には、診断名(「頸椎捻挫」などの症状名)だけでなく、ケガが交通事故による負傷であることを明記してもらい「交通事故との因果関係を明確にする」ことが重要です。

一般的に、交通事故から時間が経てば経つほど、交通事故とケガとの因果関係の証明が難しくなります。出来るだけ早く病院に受診することが大切です。

本来、被害者の怪我の治療費は、損害賠償として加害者に請求することができます。

しかし、保険会社側は「必要かつ相当な範囲」の治療費と判断しなければ、支払いには応じてくれません。

医療機関(整形外科)で医師が行う治療は、通常、この「必要かつ相当な範囲」の治療と認められます。

整骨院は医療機関ではなく、施術するのも「柔道整復師」です

整骨院での治療費が「必要かつ相当」と認められるには、次の条件を満たす必要があります。

整骨院での施術について「医師による具体的な指示」があり、かつ「医師による症状管理がされている」ならば、医師による治療の一環として認められます。

ここで言う「症状管理」とは、医師による治療が継続している(通院している)ということです。

つまり、整形外科への通院を続けつつ、医師の指示で整骨院も併用していれば「必要かつ相当」な治療に該当するということです。

前述の通り、整骨院の治療費を請求するために「整骨院への通院に関する医師の許可」をもらうことです。

通院回数や頻度、どういう施術が良いか等についての細かな(具体的な)指示があるとか、診断書に「整骨院での治療を有効と認める」といった記載をしてもらえると理想的です。

整骨院への通院を医師に同意(許可)してもらうためには、「かかりつけの整形外科を受診する」あるいは「交通事故対応の実績が多い病院を選ぶ」など、整骨院に通うことに協力的な医師を選んで受診するのがポイントです。

初めて受診する病院に行く場合には、医師との信頼関係を築いた上で話を切り出し、交渉してみる、などといった工夫が必要となるでしょう。

また、整骨院に通院する前に、整骨院への通院を保険会社に伝え、整骨院の費用を支払ってもらえるかを確認しておくことです。

特にむちうちの場合で、自覚症状しかない場合などは、整骨院での治療の必要性や有効性など、保険会社に疑われることが多く問題になりやすいからです。

あらかじめ確認しておけば、後に治療費について揉めずに済むのです。

 

症状固定」まで病院への通院を継続することです。

整骨院に通院する場合、よくあるのが「整骨院だけ通院して、整形外科への通院をやめる」というパターンです。

たとえば、一旦整形外科に通った後に、整形外科でのむちうち治療に疑問が生じて、通院先を整骨院に変えて、そのまま整形外科に行かなくなる、という人が多いのが実情です。

しかし、整形外科への通院は「症状固定」まで続けることが後遺障害等級認定を受けるための、重要なポイントです。

後遺障害等級の認定がなされれば、後遺障害慰謝料などの請求が可能になりますが、後遺障害等級認定を受けるためには、病院の医師が作成する「後遺障害診断書」が必要になります。

しかし整骨院だけに通院した場合、後遺障害の認定に必要な「後遺障害診断書」がもらえません。整骨院の先生は医師ではないので、診断書が書けないのです。

その結果、「その後遺症は交通事故によって生じた」という関係性も認められにくくなり、後遺障害等級認定が受けられない可能性が出てきます

 

むち打ち

2020.05.11 | Category:

むち打ち損傷とは,交通事故等による外部からの衝撃により,頸部(首)がむち打ったように過度に伸縮した結果,頸部の筋肉,靭帯,椎間板等の軟部組織や骨組織が損傷することを総称した用語です。

むち打ち損傷は,医学的には,その病態から以下の5型に分類されるのが一般的です。

1 頸椎捻挫型

頸部の筋線維,前後縦靭帯,椎弓間靭帯,棘間靭帯,椎間関節包等の軟部組織が過度に伸びたり断裂したことによって生ずるものです。むち打ち損傷の70%以上がこの類型といわれています。
症状としては,首回りや後頭部,肩部の痛みや頸椎の運動制限等が生じます。

2 神経根症状型

神経根症状型は文字通り神経根の圧迫を原因として症状が発生するものです。症状としては,圧迫されている神経が支配する領域における知覚障害の他,放散痛,疼痛等が生じるとされています。この症状が出ている場合には,分節性知覚異常,深部反射の減弱,筋力低下の他スパーリングテスト,ジャクソンテスト等の神経根症状誘発テストでの陽性反応が認められます。

3 バレー・リュー症状型

頸部交感神経の過緊張や椎骨動脈の循環障害等の影響で発生するといわれている症状ですが,はっきりとした原因は未だ解明されておりません。症状としては,めまい,耳鳴り,頭痛,記憶障害,倦怠感,吐き気等が生じ,慢性化する傾向にあるといわれています。

4 根症状+バレー・リュー型:2+3

神経根症状型の症状とともにバレー・リュー症状型の症状も生じるものです。

5 脊髄症状型

脊髄症状型は,脊髄本体が損傷されることを原因として症状が発生するものです。症状としては手足の知覚,運動障害が生じます。事故に遭われる以前から,加齢等を原因として脊柱管が狭くなっていた方や,頸椎後縦靭帯骨化症や頸椎症などによって,脊髄の圧迫を受けていた方などは,交通事故の衝撃によって,この症状を発症することがあります。この脊髄の損傷は,脱臼や骨折がなくても生じることから「非骨傷性頸髄損傷」といわれています。ただし,この類型は,現在は脊髄損傷として考えられており,むち打ち損傷の類型としては考えられておりません。

脊柱管狭窄症

2020.05.08 | Category: 腰痛

概要

背骨には、脳から続く神経である脊髄が通るトンネルがあります。これを脊柱管と呼びます。脊柱管狭窄症とは、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。

原因

加齢により骨や靭帯などが変性して起こることが多く、椎間板ヘルニアに比べ50代以降の高齢者に多くみられます。長い時間歩くと症状がひどくなり、しばらく休むとまた歩けるようになる、「間欠跛行(かんけつはこう)」が典型的な症状です。

脊柱管狭窄症は背骨に存在する神経の通り道「脊柱管」が狭くなってしまう病気です。

加齢による骨や靭帯などの変性によって起こるほか、すべり症や椎間板ヘルニアなどの病気に続いて発症することもあります。加齢による変化に対応するのは難しいですが、日ごろから運動を心がけ、筋力をつけておくことや、労働、姿勢の悪さなどによる背骨への負担を減らすように心掛けておくことが大切です。

症状

代表的なのは、立っている時や歩行時の、臀部痛や下肢痛です。多くの場合、歩くことで疼痛が出現し、一定時間の休息で再び歩くことができるようになる「間欠跛行(かんけつはこう)」を呈します。

馬尾神経が障害される場合や、神経根が障害される場合、あるいは両方が混合しているばあいなどいくつかのタイプに分けられます。似た症状の疾患として末梢動脈疾患がありますが、その場合、立ち止まるだけで症状が改善するのに対し、脊柱管狭窄症では、前かがみになるなど姿勢を変える必要があるという違いがあります。

ほとんどのケースで、原因は脊柱管を取り囲む組織の退行性変性、すなわち老化です。

脊柱管の後方にある黄色靭帯は、老化やホルモンのバランスの崩れが原因でもろくなり、厚みを増します。椎間関節の骨は長い年月、負担がかかることで、変形し、肥厚します。椎間板は正常な構造が老化により破綻すると、前後に膨隆してきます。ただし、これらの変化の程度には個人差があり、日常生活の仕方はもちろん、遺伝的な要素も関係して います。

治療

動的因子軽減のための安静・薬物療法(消炎鎮痛剤、血流の改善薬)、物理療法(腰部固定帯、フレクションブレース)、ブロック療法(硬膜外ブロック、神経根ブロック)、運動療法(ストレッチ、腹筋、背筋の強化)などが挙げられます。